地域連携推進会議
外の人に、
見てもらう。
ご利用者・ご家族、相談支援事業所、地域の関係者にお集まりいただき、年に一度、地域連携推進会議を開いています。事業の運営を広くお尋ねし、ご意見をいただく場です。
令和6年度の報酬改定により、共同生活援助の事業者には年1回以上の開催と、その結果の公表が求められています。私たちは住居ごとに開催し、内容を記録して公表しています。閉じた場所にしないための仕組みです。
※ 会議で使用した資料には、ご利用者が写った写真が含まれます。公開にあたっては写真を用いず、内容を文章と表でお伝えしています。
グループホーム ふくろう 第1回 地域連携推進会議(保護者会) 議事録
令和6年3月13日 開催
1.会議概要と事業所の概要
- 会場
- グループホームふくろう
- 司会進行
- 䑓場 京華
- 代表
- 䑓場 京見
- 参加者
- NPO法人まんめんの笑み 代表 花井守行氏、特定非営利活動法人藤森福祉会 所長 杁本正氏、株式会社ムーンワーカー 代表取締役 坂井与志久氏、正来真理子司法書士事務所 正来真理子氏、ご家族様5名、ご利用者1名(委任状3通)
- 事業所の名称
- グループホーム ふくろう
- 事業所の種類
- 指定共同生活援助(介護サービス包括型)事業所
- 指定年月日
- 令和4年12月1日指定(2327900110号)
- 所在地
- 愛知県尾張旭市庄南町一丁目15番地13
- 主たる対象者
- 共同生活援助:知的障害者、精神障害者、身体障害者、難病対象者
- 利用定員
- 10名(11月末の利用者数:9名。開催時点も同数)
2.職員の体制
| 職種 | 員数 | 常勤専従 | 常勤兼任 | 非常勤専従 | 非常勤兼任 | 常勤換算 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 管理者 | 1 | — | 1 | — | — | — |
| サービス管理責任者 | 1以上 | — | 1以上 | — | — | — |
| 世話人 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.0人以上 |
| 生活支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.3人以上 |
| 夜間支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | — |
*訪問看護職員は含まない。管理者はサービス管理責任者と兼務。員数は基準上配置すべき員数を満たす下限を示す。
3.事業収支の報告
昨年は、光熱水費の過大請求について、ご利用者様、ご家族様には大変ご迷惑をおかけしました。一から精査を行い、現状においては、適正に光熱水費を管理させて頂いております。当初からではありますが、ご利用者様からお預かりしている日用品費、日常生活費、光熱水費は、事業会計に組み込んでありますので、不適切な処理があれば、多少の時間はかかりますが、気づけるようになっております。二度とこのようなことがないよう適正に努めてまいります。
貸借対照表の概略
- 流動資産
- 9,880,871円
- 固定資産
- 42,812,636円
- 繰延資産
- 5,121,286円
- 資産合計
- 57,814,793円
- 流動負債
- 12,483,877円
- 固定負債
- 47,474,800円
- 負債の部合計
- 59,898,677円
- 株主資本
- △2,083,884円
- 純資産合計
- △2,083,884円
- 負債純資産合計
- 57,814,793円
損益計算書の概略
- 売上高
- 22,075,077円
- 販売費及び一般管理費
- 22,220,687円
- うち給料・外注費
- 13,976,682円
- うち減価償却費
- 2,947,423円
- 営業外収益
- 169,016円
- 営業外費用
- 1,080,590円
- 当期純損失
- △1,057,184円
開所1年目から安定した運営を目指しておりましたが、残念ながら105万円の赤字となりました。ですが、この事業年度の第4半期の9・10・11月については、純利益として黒字化しておりますので、2年目以降、安定した事業運営が継続できるものと思っております。
当事業所は愛知県が所管となっており、「ワムネット(WAM NET)」にて事業収支や職員体制などの情報が公開されています。
4.利用状況
| 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2名 | 3名 | 4名 | 6名 | 7名 | 8名 | 8名 | 8名 | 8名 | 8名 | 9名 | 9名 |
5.活動状況
- 令和4年11月
- 尾張旭市障がい者虐待防止マニュアルによる研修
- 令和4年12月
- 障害者支援区分の手続きのポイント
- 令和5年1月
- 講演「自分のタイプと相手との接し方」
- 令和5年3月以降順次
- 行動援護従業者養成研修
- 令和5年4月
- 虐待防止・身体拘束適正化推進研修
- 令和5年5月
- 防災訓練 / 講演「そっとやさしく」
- 令和5年7月
- 虐待防止・身体拘束適正化推進研修
- 令和5年11月
- 防災訓練
6.事故報告及びヒヤリはっと
事故報告書の誤薬は内服の忘れ、ヒヤリはっと報告書では内服のセットミスが含まれております。9件の事故につきましては、ご家族様・身元引受人様にその都度、管理者から連絡させて頂いております。
11月末時点 事故件数:9件(内、誤薬5件、外傷4件) / ヒヤリはっと:38件
重大事故につながる恐れがあった事例と対策
- 配薬ボックスのセットミス
- 朝食のお薬ボックスに夕食後薬がセットされており、内服させてしまうところだった事例。改善策としてトリプルチェックを導入しました。
- 固めの白米による窒息リスク
- 冷凍ご飯を電子レンジで温めた白米が固めになっており、早食いされる利用者が喉に詰まりそうになった事例。やや柔らかめにご飯を炊き、常にゆっくり食べるよう声掛けする取り組みを実施しています。
- 軟膏の取り違え
- 研修中の職員が、入浴後の利用者の身体に誤って他の利用者に処方された軟膏を使用してしまった事例。直後に指導係が気づき、すぐに洗い流して本人の軟膏を塗布。研修期間中は指導係が目を離さない体制とし、毎日のレポート提出で理解を深める取り組みを進めています。
7.記録と開示について
支援日誌には毎日、朝と夕のバイタル、食事量及び食事時の水分量、各時間帯の服薬、歯磨きの口腔ケア、洗面や入浴の整容等を記録し、時系列で支援した内容やその時々の様子を記載しています。これらの記録はすべて退去後5年間保管され、利用者様、身元引受人又は法定代理人様から開示請求があった場合にいつでも開示いたします。
8.今後の取り組み
本人の自立に向けて
親子で一緒に暮らすことは「本人の幸せ」であるが、「親元を離れて生活することも本人の幸せ」である、あるいは「親元を離れた方が本人の幸せ」かもしれないという、本人の自立に向けた取り組みを続けてまいります。
虐待防止への姿勢
虐待防止・身体拘束適正化推進研修を年2回開催してきましたが、今年度は回数に縛られることなく、常に取り組む姿勢を見せていきたいと思っております。
二棟目の準備
今年度の秋、9月頃を目指して守山区白山に二棟目のグループホームの準備を進めています。ここから車で5分圏内で、代表の目の届く範囲です。
9.議案事項
- 第1号議案 お預かりしている食材費の使用用途について
- 事業年度末の食材費残額114,298円を、能登半島地震を機に見直した非常食・飲用水の備蓄購入費用に充てます。非常食は5年程度、飲用水は10年程度保存でき、非常食は4年後から平時の食事の食材として消費しながら追加補充し、使用期限が切れないよう十分な量を確保し続けます。
- 第2号議案 土日祝日及び平日の昼食の提供について
- 感染症対策の経験を踏まえ、土日祝日を中心に弁当の購入を検討します。費用は食材費ではなく、お預かりしている日常生活費にて実費清算します。
※ いずれも過半数の挙手により承認されました。
10.質疑応答・意見交換
- 弁当の日が続く場合、栄養面をある程度リードしてもらえますか?
- 一番可能性が高いのは祝日ですが、土日とも弁当が重なるようなことがあったとしても、「土曜日にこれを食べたから違うものにしましょうか」といった形でご支援させていただきます。
全体を通した質疑は特にありませんでした。日々の様子を載せているInstagramについて、関係事業所からの閲覧のご了承をいただき、ウェブサイトへの写真掲載は個別にご相談のうえ進めることを確認しました。
グループホーム ふくろう 第2回 地域連携推進会議 議事録
令和7年3月23日 開催
1.会議概要と事業所の概要
- 代表・司会
- 䑓場 京見 / 䑓場 京華
- 参加者
- ご家族様、身元引受人様、ご利用者様(委任状5通)
- 事業所の名称
- グループホームふくろう(※社名が「合同会社たから」から「合同会社龍公」に変更)
- 事業所の種類
- 指定共同生活援助(介護サービス包括型)事業所
- 指定年月日
- 令和4年12月1日指定(2327900110号)
- 所在地
- 愛知県尾張旭市庄南町一丁目15番地13
- 主たる対象者
- 共同生活援助:知的障害者、精神障害者、身体障害者、難病対象者
- 利用定員
- 10名(11月末時点の利用者数:9名、現時点でも9名)
2.職員の体制
| 職種 | 員数 | 常勤専従 | 常勤兼任 | 非常勤専従 | 非常勤兼任 | 常勤換算 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 管理者 | 1 | — | 1 | — | — | — |
| サービス管理責任者 | 1以上 | — | 1以上 | — | — | — |
| 世話人 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.0人以上 |
| 生活支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.3人以上 |
| 夜間支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | — |
*訪問看護職員は含まない。管理者はサービス管理責任者と兼務。員数は基準上配置すべき員数を満たす下限を示す。
入居時の契約から大きな変更はありません。人材不足が叫ばれる中、インドネシアから実習生として志を持った3名の女性(19歳〜30歳代、5年間契約)を採用しております。将来母国で事業を立ち上げたいという夢を持っており、丁寧な支援を行っています。会話も日本語で問題なくでき、電話対応も可能です。
3.事業収支の報告
貸借対照表の概略
- 流動資産
- 9,880,871円
- 固定資産
- 42,812,636円
- 繰延資産
- 5,121,286円
- 資産合計
- 57,814,793円
- 流動負債
- 12,483,877円
- 固定負債
- 47,474,800円
- 負債の部合計
- 59,898,677円
- 株主資本
- △2,083,884円
- 純資産合計
- △2,083,884円
- 負債純資産合計
- 57,814,793円
損益計算書の概略
- 売上高
- 22,075,077円
- 販売費及び一般管理費
- 22,220,687円
- うち給料・外注費
- 13,976,682円
- うち減価償却費
- 2,947,423円
- 営業外収益
- 169,016円
- 営業外費用
- 1,080,590円
- 当期純損失
- △1,057,184円
貸借対照表の固定負債は、名古屋市守山区に第2棟(グループホームまんじゅう)を開所したための資金調達により増加しております。
案内文書には前年度の赤字額(約105万円)等が記載されていましたが、会議当日の口頭報告にて、今期は約27万円の黒字(純利益)へ転換した旨が発表されました。減価償却費は4,570,000円を計上(第2棟開業費等の約200万円を節税対策で計上)しています。
4.利用状況
| 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2名 | 3名 | 4名 | 6名 | 7名 | 8名 | 8名 | 8名 | 8名 | 8名 | 9名 | 9名 |
※ 9月に第2棟(まんじゅう)へ2名転居したため一時的に8名となりましたが、退去希望によるものではなく順調に推移しています。
5.活動状況
- 令和4年11月
- 尾張旭市障がい者虐待防止マニュアルによる研修
- 令和4年12月
- 障害者支援区分の手続きのポイント
- 令和5年1月
- 講演「自分のタイプと相手との接し方」
- 令和5年3月以降順次
- 行動援護従業者養成研修
- 令和5年4月
- 虐待防止・身体拘束適正化推進研修
- 令和5年5月
- 防災訓練 / 講演「そっとやさしく」
- 令和5年7月
- 虐待防止・身体拘束適正化推進研修
- 令和5年11月
- 防災訓練
利用者の皆様は自分の役割を認識し始めており、ご利用者のお一人がお薬のケースの名前確認やシュレッダーなどを自分の仕事として手伝ってくれています。また、小さな破損については代表自らが一緒に修理をしており、修繕費は請求しておりません。
最近は食欲旺盛な方が多く、体重管理のために「白米を減らしてほしい」といったご要望も増えています。防災訓練については、能登半島地震を想定し、より実践的な「夜8時」に実施しました。さらに代表自らがアンガーマネジメント研修を受講し、スタッフに教えられる体制を作っております。
6.事故報告及びヒヤリハット
事故は13件発生しており、その都度ご家族様へご連絡を行っております。
重大事故につながる恐れがあった事例と対策
- 夕食薬のセット忘れ
- 夕食薬がセットされていないことを発見。トリプルチェックにより事前に防げました。人員に余裕のある夜間帯(夜勤者が2名出勤する時間帯)にセットを行うよう運用を変更しました。
- 入浴中の見守り離脱
- 夜勤者が入浴介助中、利用者が湯船に浸かっている間に目を離して2階へ行こうとした事例。事故が起こりやすいため、絶対に入浴中は目を離さないようスタッフ間で再確認し指導を行いました。
- 居室への侵入と転落リスク/てんかん発作による事故
- 利用者が他者の居室に入り、窓枠に座って転落する恐れがありました。また、てんかんをお持ちの方が発作を起こして後ろに倒れ、ご自身のテーブルを完全に粉砕する事故がありました。当施設は午後3時半〜翌朝9時半までスタッフを常駐させていますが、土日祝日の昼間はどうしてもスタッフが不在になる時間帯が発生します。そのため、週末は昼食作りを1回にまとめて見守りの頻度を上げる対策をとりました。さらに、日中も手厚い見守りが必要な方については、24時間スタッフが常駐する第2棟(まんじゅう)への転居をご提案する可能性をお知らせいたしました。
7.新しい介護記録システムの導入
職員がパソコンに向かう時間を減らし利用者様と向き合う時間を増やすため、新しいシステムを導入しました。「入眠」「起床」「着脱」などのチェック式で、時系列に簡潔に記録する運用へと変更しております。
8.今後の取り組み(虐待案件の受け入れについて)
自立に向けた取り組み
当施設は「親元を離れて生活することも本人の幸せかもしれない」という自立に向けた取り組みを続けております。
実際の状況
2年がかりで親元から引き離して受け入れた虐待案件がございます。親も本人も虐待の自覚がありませんでした。部屋には布団も枕もエアコンもなく、自身の衣類をかき集めて寝ていました。障害年金は親の遊興費に使われ、本人は工賃の1万5,600円のみで生活させられていました。現在、少しずつ「それがおかしいことなんだよ」と伝えながら、普通の幸せな生活を提供し、自立に向けた支援を一生懸命続けております。
9.議案事項
- 第1号議案 食材の高騰における食材費の徴収額について
- 人材不足による賃金高騰、燃料費・運搬費、そして米の高騰などにより、現状の価格設定では年間およそ22万6000円の赤字となっております。昼食および夕食を各50円値上げします(開所当初の550円・650円に戻す形となります)。実施時期は令和7年4月1日より。
※ 過半数の挙手により承認されました。
10.新スタッフの紹介
新たに、代表の配偶者である大馬彩郷(サイゴ・オーストラリア出身)がスタッフとして加わりました。現在、オーストラリアの大学の通信課程で講義やレポートをこなしながら、当施設で正社員並みに働いております。日本語はまだ勉強中の部分もありますが、一生懸命頑張っております。
11.意見交換
- 新スタッフの「サイゴ」という名前の漢字や由来は?
- 「彩(色取り)」という字に「郷(古里)」という漢字を当てはめて「彩郷(サイゴ)」です。名前には『大きな大地・開拓者』という意味や『彩りある風景』といった意味があるため、それを日本語的に翻訳して名付けました。
このほか、ご家族様と代表との間で居室の様子などについてやり取りがありました(個人が特定される内容のため掲載していません)。
グループホーム ふくろう 第3回 地域連携推進会議 議事録
2026年3月22日 開催
1.会議概要と事業所の概要
- 事業所の名称
- グループホーム ふくろう
- 事業所の種類
- 指定共同生活援助(介護サービス包括型)事業所
- 指定年月日
- 令和4年12月1日指定(2327900110号)
- 所在地
- 愛知県尾張旭市庄南町一丁目15番地13
- 主たる対象者
- 共同生活援助:知的障害者、精神障害者、身体障害者、難病対象者
- 利用定員
- 10名(現在の利用者数:9名)
2.職員の体制
| 職種 | 員数 | 常勤専従 | 常勤兼任 | 非常勤専従 | 非常勤兼任 | 常勤換算 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 管理者 | 1 | — | 1 | — | — | — |
| サービス管理責任者 | 1以上 | — | 1以上 | — | — | — |
| 世話人 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.0人以上 |
| 生活支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.3人以上 |
| 夜間支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | — |
*訪問看護職員は含まない。管理者はサービス管理責任者と兼務。員数は基準上配置すべき員数を満たす下限を示す。
3.事業収支の報告
日用品費、日常生活費、光熱水費等の預り金は事業会計に組み込み、適正に管理しております。
貸借対照表の概略
- 流動資産
- 9,880,871円
- 固定資産
- 42,812,636円
- 繰延資産
- 5,121,286円
- 資産合計
- 57,814,793円
- 流動負債
- 12,483,877円
- 固定負債
- 47,474,800円
- 負債の部合計
- 59,898,677円
- 株主資本
- △2,083,884円
- 純資産合計
- △2,083,884円
- 負債純資産合計
- 57,814,793円
損益計算書の概略
- 売上高
- 22,075,077円
- 販売費及び一般管理費
- 22,220,687円
- うち給料・外注費
- 13,976,682円
- うち減価償却費
- 2,947,423円
- 営業外収益
- 169,016円
- 営業外費用
- 1,080,590円
- 当期純損失
- △1,057,184円
【事業収支(赤字)に関する補足説明】帳簿上、マイナス計上(債務超過・純損失)となっておりますが、これは創立費や開業費などの初期費用を「繰延資産」として任意償却したことによる税金対策の一環です。来期以降の税負担を軽減するための計画的な財務処理であり、事業運営に支障はございません。
4.事故報告及びヒヤリはっと
ヒヤリはっと発生件数:計38件 / 事故件数:計9件
重大事例と改善策
- 配薬時の日付間違い
- 外国籍スタッフの認識の違いにより、別日の薬をセット・配薬しかけた事例。日付の確認方法と複数スタッフによるダブルチェック(トリプルチェック)を再指導しました。
- 不穏時の物品破損
- 要求が通らずパニックになり、椅子などを投げて破損した事例。不穏時は速やかに危険物を撤去し、リビングの物品を最小限にする環境作りを行っています。
- 生ゴミの誤食
- トイレから戻る際、シンクの生ゴミを口にしてしまった事例。三角コーナーを廃止し、ゴミ袋を密閉して見えないように蓋をする環境改善を実施しました。
5.今後の取り組み
①完全手作り食への移行
食材費の赤字問題を受け、調達先の見直しと「完全手作り食」へ移行しました。これにより食材費の赤字が大幅に改善されただけでなく、利用者の完食が増えるなど良好な変化が見られています。
②社会生活一体型施設の構想
将来的に、単なる施設(箱)ではなく、敷地内に交番、コンビニ、横断歩道や信号機などを備え、施設内で金銭感覚や社会ルールを疑似体験できる「社会生活一体型施設」の設立を目指しています。
6.議案事項
- 第1号議案 AI見守りカメラの設置
- 虐待防止やトラブル時の事実確認のため、居室を含む施設内にAI見守りカメラを設置します。スタッフが常時監視するのではなく、異常時のみAIが検知し、着替え中などはマスキング保護された状態で記録される、プライバシーに配慮したシステムです。
- 第2号議案 指定所管の名古屋市への一本化
- 現在「愛知県」と「名古屋市」で分かれている事業所の指定所管を、4月1日より名古屋市へ一本化します。これにより、事業所間でのスタッフの応援派遣手続き等が軽減され、より柔軟で手厚い人員配置が可能になります。
- 第3号議案 連携医療機関による訪問診療の導入
- 4月7日より、近藤内科と連携し、月2回の訪問診療(往診)を開始します。通院の負担を軽減し、施設内で定期的な採血等の健康管理や、専門的な食事・運動指導を実施できる体制を整えます。
※ 議案事項に関する質疑・意見交換を経て、全議案が承認・可決されました。
7.質疑応答
- 糖尿病の予備軍ですが、食事内容などを他の利用者と別のメニューにしてもらうことは可能ですか?
- はい、可能です。症状や進行度合いに応じて低塩分・低糖質のメニューの提供や、連携医療機関による食事指導を徹底いたします。
- AIカメラの映像は、ハッキングなどで外部に漏れる心配はありませんか?
- 映像データは高度なセキュリティで保護されたシステム内に保存され、代表など限られた権限を持つ者しかアクセスできない仕組みとなっておりますのでご安心ください。
- 利用者が体調不良等で日中の作業所を休んだ場合、ホームでの過ごし方はどのようになりますか?
- 日中支援のスタッフを配置しておりますので、ホーム内で見守りを行いながらゆっくり休養していただけます。急な発熱などがあれば訪問診療や連携医療機関へ速やかに相談いたします。
グループホーム まんじゅう 第1回 地域連携推進会議 議事録
令和7年3月30日 開催
1.会議概要と事業所の概要
- 代表・司会
- 䑓場 京見 / 司会進行
- 参加者
- ご家族様、ご利用者様
- 事業所の名称
- グループホームまんじゅう(合同会社龍公)
- 事業所の種類
- 指定共同生活援助(介護サービス包括型)事業所
- 指定年月日
- 令和6年9月1日
- 主たる対象者
- 共同生活援助:知的障害者、精神障害者、身体障害者、難病対象者
- 利用定員
- 現時点の利用者数:3名
2.職員の体制
| 職種 | 員数 | 常勤専従 | 常勤兼任 | 非常勤専従 | 非常勤兼任 | 常勤換算 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 管理者 | 1 | — | 1 | — | — | — |
| サービス管理責任者 | 1以上 | — | 1以上 | — | — | — |
| 世話人 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.0人以上 |
| 生活支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.3人以上 |
| 夜間支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | — |
*訪問看護職員は含まない。管理者はサービス管理責任者と兼務。員数は基準上配置すべき員数を満たす下限を示す。
※ 入居時の契約から職員体制に大きな変更はなく、おおよそこの人数を維持しております。
3.事業収支・活動状況
以下の財務表は「ふくろう」および「まんじゅう」を運営する会社全体(合同会社龍公)の収支を示しているため、共通のデータとなっております。固定負債が前年度から約3000万円増加しておりますが、これは第2棟である当施設「まんじゅう」を開所するための資金調達によるものです。
貸借対照表の概略
- 流動資産
- 9,880,871円
- 固定資産
- 42,812,636円
- 繰延資産
- 5,121,286円
- 資産合計
- 57,814,793円
- 流動負債
- 12,483,877円
- 固定負債
- 47,474,800円
- 負債の部合計
- 59,898,677円
- 株主資本
- △2,083,884円
- 純資産合計
- △2,083,884円
- 負債純資産合計
- 57,814,793円
損益計算書の概略
- 売上高
- 22,075,077円
- 販売費及び一般管理費
- 22,220,687円
- うち給料・外注費
- 13,976,682円
- うち減価償却費
- 2,947,423円
- 営業外収益
- 169,016円
- 営業外費用
- 1,080,590円
- 当期純損失
- △1,057,184円
資料の損益計算書には前年度等の赤字額(約105万円)が記載されておりますが、会議当日の口頭報告にて、今期は少額ながら黒字(純利益)へ転換した旨が発表されました。減価償却費は約4,570,000円を計上(うち創立・開業費約200万円を節税対策で計上)。食材費の年間赤字は約162,000円(「まんじゅう」施設単体の試算)です。
虐待防止・身体拘束適正化推進研修を継続実施し、支援者の倫理観や判断力の向上を図っております。また、虐待の元となる職員の怒りをコントロールするアンガーマネジメント研修を実施したほか、BCPに沿った感染症の基礎知識研修を4ヶ月に1回実施しております。
4.事故報告及びヒヤリハット
まんじゅうにおける事故報告書は1件です(令和6年11月18日、朝食薬の飲み忘れ。ご本人に異常はなく、ご家族へは11月21日にご連絡済み)。ヒヤリハット事例として、重大な事故につながる恐れがあった事案を3件報告いたします。
重大事故につながる恐れがあった事例と対策
- ① 特定利用者への食品付与によるトラブルリスク
- 白米やおかずをほとんど食べない利用者に、職員が個人的にふりかけを与えてしまい、利用者同士のトラブルになる恐れがあった事例。医療上・医師の指示がない限り、職員から個人的に物を提供することは一切しないよう、また全員に同じものを提供するよう指導を行いました。
- ② 冷凍食品の湯煎時間不足(食中毒リスク)
- 業者指定で30分間湯煎すべき冷凍食品を、職員がタイマーを使用せず15〜20分程度の自己判断で提供してしまった事例。食中毒を防ぐため必ずタイマーを使用し、規定の時間を守って温かいものを温かく提供するよう指導を行いました。
- ③ 血液付着物の処理不備(感染リスク)
- 出血が付着した衣類等を、規定の付け置き(30分)を行わずに干してしまった事例。血液は感染源であることを再認識させ、汚染物は必ずハイターに30分間付け置きするよう指導を徹底しました。
5.新しい介護記録システムの導入
令和6年9月より、職員の記録業務の負担を軽減し、利用者支援に専念できる環境を作るため、介護記録支援システム「ベアオール」を導入しました。これにより長文の記録からチェック式へと効率化されています。
6.今後の取り組み(虐待案件の受け入れについて)
自立に向けた取り組み
当施設は「親元を離れて生活することも本人の幸せかもしれない」という自立に向けた取り組みを続けております。
実際の状況
自治体と協力し、2年がかりで親元から引き離して受け入れた虐待(ネグレクト・経済的虐待)の案件がございます。親も本人も虐待の自覚がありませんでしたが、部屋には布団もエアコンもテレビもなく、障害年金は親の遊興費に使われ、本人は工賃のみで生活させられていました。当施設に入居して、布団で寝られることやテレビが見られることに大変感動しておられました。少しずつ普通の幸せな生活を提供し、将来の1人暮らしも見据えた金銭管理の訓練等を含め、自立に向けた支援を続けております。
7.第1号議案の決議
- 第1号議案 食材の高騰における食材費の徴収額について
- 人材不足による賃金高騰、燃料費・運搬費、米の高騰などにより、現状の価格設定では当グループホーム(まんじゅう)だけでおよそ16万2000円の赤字となっております。昼食および夕食を各50円値上げします(※朝食300円は据え置き)。実施時期は令和7年4月1日より。
※ 2名の挙手(過半数)により承認されました。
8.質疑応答・意見交換
- これは朝食も値上げになるということですか?
- 朝食は300円から変わりません。昼食と夕食のみ各50円上げさせていただきます。
- あまり昼はこちらで食べていないのですが影響はありますか?
- 今は昼食を召し上がっていないので大きな影響はないかと思いますが、今後ご自身で昼食を用意できない方が入居された場合のことも想定しております。今年度はこれで様子を見ますが、先行きが不透明な部分もあり、来年度元に戻せるかはまだ分からない状況です。
- 洗濯物を自分で干すなど、少しでもやってもらえたらと思っています。
- テラスやコンクリートのお庭は専用面積として家賃に含まれておりますので、花壇にしたり洗濯物を干したりと自由に使っていただいて構いません。天気のいい日に外に干すのはぜひやっていただきたいところです。
- 手伝ってもらいながらやっているのはありがたい反面、申し訳ないなと思う時があります。
- 「持ちつ持たれつ」ですので、得意な人が誰かの分まで手伝い、難しいところは頼るというのは自然なことです。「すみません」と申し訳なく思うよりも、「やってくれてありがとう」と声をかけることで、お互いに良い気分になります。当施設では「ありがとう」と言い合える関係性を大切にしていきたいと考えております。
グループホーム まんじゅう 第2回 地域連携推進会議 議事録
令和8年3月29日 開催
1.会議概要と事業所の概要
- 会場
- グループホームまんじゅう
- 司会進行・代表
- 䑓場 京華 / 䑓場 京見
- 参加者
- 医療法人近藤内科 理事 近藤武氏・関係者2名、ご家族様3名、ご利用者6名(委任状5通)
- 事業所の名称
- グループホームまんじゅう
- 事業所の種類
- 指定共同生活援助(介護サービス包括型)事業所
- 指定年月日
- 令和6年9月1日指定(2327600462号)
- 所在地
- 愛知県名古屋市守山区白山二丁目501番地3
- 主たる対象者
- 共同生活援助:知的障害者、精神障害者、身体障害者、難病対象者
- 利用定員
- 8名(11月末の利用者数:8名)
2.職員の体制
| 職種 | 員数 | 常勤専従 | 常勤兼任 | 非常勤専従 | 非常勤兼任 | 常勤換算 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 管理者 | 1 | — | 1 | — | — | — |
| サービス管理責任者 | 1以上 | — | 1以上 | — | — | — |
| 世話人 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.0人以上 |
| 生活支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | 3.3人以上 |
| 夜間支援員 | 4以上 | — | 2以上 | — | 2以上 | — |
*訪問看護職員は含まない。管理者はサービス管理責任者と兼務。員数は基準上配置すべき員数を満たす下限を示す。
3.事業収支の報告
貸借対照表は、当社が調達した資金の使い道を表しております。固定負債は、当事業所を開所するにあたり金融機関から調達した資金、流動負債は、それ以外の私財投入による運転資金と利用者様からの預り金がほとんどとなっております(第7期・令和6年12月〜令和7年11月、会社全体)。
貸借対照表の概略
- 流動資産
- 19,654,288円
- 固定資産
- 62,302,020円
- 繰延資産
- 0円
- 資産合計
- 81,956,308円
- 流動負債
- 18,031,330円
- 固定負債
- 47,474,800円
- 負債の部合計
- 65,887,600円
- 株主資本
- △1,962,622円
- 純資産合計
- △1,962,622円
- 負債純資産合計
- 81,956,308円
損益計算書の概略
- 売上高
- 50,477,666円
- 販売費及び一般管理費
- 56,870,091円
- うち給料・外注費
- 34,311,517円
- うち減価償却費
- 6,666,052円
- 営業外収益
- 7,420,684円
- 営業外費用
- 1,184,313円
- 当期純損失
- △154,054円
損益計算書の売上高は、ご利用者様から頂戴している家賃等を含む市町村及び国民健康保険団体連合会からの支給額です。販売費及び一般管理費のほとんどは職員への給与・賞与、設備の減価償却費です。3年目も、安定した事業運営が継続できるものと思っております。
当事業所は名古屋市が所管となっており、「ワムネット(WAM NET)」にて事業収支や職員体制などの情報が公開されています。
4.利用状況
| 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3名 | 3名 | 3名 | 3名 | 4名 | 4名 | 5名 | 5名 | 7名 | 7名 | 8名 | 8名 |
5.活動状況
- 令和6年12月
- 感染症の基礎知識研修
- 令和7年1月
- 虐待防止・身体拘束適正化推進研修 / 講演「自分のタイプと相手との接し方」
- 令和7年2月
- 防災訓練
- 令和7年3月
- 精神科医療と地域支援のお互いを知る勉強会 / 障害年金勉強会
- 令和7年4月
- 身体拘束・虐待防止権利擁護研修
- 令和7年9月
- 感染症対策研修
- 令和7年10月
- 防災BCPによる訓練
- 令和7年11月
- 感染症BCPによる訓練
6.事故報告及びヒヤリはっと
事故報告書:0件 / ヒヤリ・はっと等の報告:7件(令和6年12月〜令和7年11月)
主な事例と改善策
- ご飯茶碗への虫の混入
- 夕食中、外の洗濯物に気づいて窓を開けて取り込んだ際、ご飯茶碗に虫が入ってしまった事例。食事をされている時は窓を絶対に開けないよう運用を改めました。
- 通院時の薬の持ち帰り
- 通院の際、処方された薬をご本人がカバンに入れて持ち帰ろうとされた事例。通院に同行する職員が薬を直接受け取るよう改めました。
- 部屋の鍵の所在が分からなくなる不穏
- カバンの中の鍵が見つからず不穏になられた事例。鍵は首から下げる、キーホルダーを付けるなど、所在がすぐ分かる持ち方に変更しました。
7.今後の取り組み
①完全手作り食への移行
食事の提供方法を冷凍食品中心から「完全手作り食」へ変更しました。食材費の赤字が大幅に改善されただけでなく、利用者の完食が増えるなど良好な変化が見られています。
②社会生活一体型施設の構想
将来的に、単なる施設(箱)ではなく、敷地内に交番、コンビニ、横断歩道や信号機などを備え、施設内で金銭感覚や社会ルールを安全に体験できる「社会生活一体型施設」の設立を目指しています。
8.議案事項
- 第1号議案 AI見守りカメラの設置
- 虐待防止および事故原因の究明を目的とし、施設内にAI見守りカメラを導入します。着替え等のプライベートな場面はAIが自動でマスキングし、スタッフは閲覧できない仕様とするなど、人権に十分配慮して運用します。
- 第2号議案 指定所管の名古屋市への一本化
- これまで愛知県所管であった指定を、名古屋市(中核市)へと一本化します(4月1日付)。これにより、感染症発生時などにおける他事業所からの応援スタッフの派遣手続きが簡略化され、より迅速な支援体制が構築できます。
- 第3号議案 連携医療機関による訪問診療の導入
- 4月7日より、連携医療機関(近藤内科)による月2回の訪問診療をスタートします。通院負担を減らしつつ、施設内で採血等の健康チェックや、専門的な食事・運動指導を受けられるようになります。
※ 議案事項に関する質疑・意見交換を経て、全議案が承認・可決されました。
9.質疑応答
- 訪問診療の際、注射や採血を嫌がって暴れたり抵抗する利用者の場合はどう対応するのでしょうか?
- 無理やり押さえつけて行うことは虐待にあたるため、絶対にいたしません。ご本人が安心できる環境(自分のお部屋など)で、時間をかけて丁寧に説得しながら対応いたします。
- 指定所管の一本化により事業所間でスタッフが移動すると、いつもの担当者がいなくなって本人が混乱しませんか?
- 基本となる専属スタッフの配置は維持したまま、急な欠勤やトラブル時の「ヘルプ体制」として柔軟に移動できるようにするものです。支援方針は統一しておりますのでご安心ください。
- 家族の面会や、週末に実家へ外泊させたい場合のルールはどうなっていますか?
- 面会や外泊は原則として自由ですが、食事の手配や服薬管理の準備があるため、外泊予定の十日前までには管理者までご連絡をお願いしております。
これまでに開催したすべての回の議事録を掲載しています。公開にあたり、ご利用者の氏名など個人が特定される箇所のみ伏せています。内容についてお尋ねがあれば、各ホームへお気軽にご連絡ください。